第1回「会員の集い」お礼とご報告~および参加同窓生からの感想文

2023年度 一般社団法人梅光学院同窓会 第1回「会員の集い」を
先日6月17日の土曜日、午後1時よりシーモールパレス エメラルドの間にて開催いたしました。

第1回会員の集い 集合写真
第1回会員の集い 集合写真(2023年6月17日シーモールパレスにて開催)

 

吉津成久先生によるアコーディオン弾き語り
吉津成久先生によるアコーディオン弾き語り

 

たくさんの恩師、同窓生のみなさまにご参加いただき、楽しく和やかな会となりましたこと
皆様に心よりお礼申し上げます。

また、運営費寄付へのご協力をいただきありがとうございました。
集まった寄付は、16万円余りでした。また、詳細は会誌に掲載します。

当日の様子は、動画を近日中に掲載しますので
どうぞ楽しみにお待ちください。

 

 

「会員の集い」で、よさこいやハンドベルを披露してくださった同窓生から
感想をいただきましたので、ここにご紹介します。

  よさこい演舞


梅光学院よさこいダンス部LUCIS  OG・OB 上瀧真大さん(大51子)から


この度は「第一回 一般社団法人梅光学院同窓会 会員の集い」のご開催、誠におめでとうございます。

また、この大事な第一回の集いへのご招待、そして、演舞を披露させていただきありがとうございます。「一般社団法人梅光学院同窓会」の新たな門出を祝う一人として、この集いに参加できること、心より嬉しく思います。

 

私が梅光学院大学を卒業して、早2年。大学生活を送っていた時よりも、社会人での毎日はより一層早く感じています。本当に沢山の出来事があっという間に過ぎ去っていきました。

梅光学院大学は大きく変わり、私が勉学に励んでいた専攻はいつの間にか姿を消していました。それほどに梅光学院大学が生まれ変わろうとしている。こういった改革は楽しみではあるが、やはり寂しいような、悲しいような、そんな思いが少なからず漏れ出てくる様です。そして、梅光学院大学と同じように、梅光学院同窓会も変化を遂げようとしています。今回のお話の中では、多くの今までの同窓会の在り方、とても長い歴史について知ることができ、その歴史に新しい1歩を歩み出すこと、とても大きな決断をされたんだなと改めて感じるお話ばかりでした。

 

今回、私たちよさこいダンス部LUCISは『誓紬(はな)』と『廸誓(みちしるべ)』を演舞させていただきました。現在、よさこいダンス部は休部状態ではありますが、毎年各代の先輩方、後輩が数ヶ月間、時間を要して作り上げる作品になります。それぞれの各代の思いや気持ちを伝える大事な楽曲をこうして皆さまの前で披露できること、そして再び、このメンバーで集い踊ることのできる機会があること、この大事な場で踊る機会をいただいたこと全てが大切な1つの思い出となりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

演舞が始まり、沢山のお手拍子をいただき、皆さまの笑顔を見て、何か1つでも届けることができたのかなと感じます。そして、演舞終了後、実際に「元気を貰った」、「かっこよかった」、「ありがとう」といった沢山の素敵なお言葉をいただきました。よさこいには、見知らぬ方、誰もが楽しめるものです。同窓会のみならず、地域のお祭りでも感想を伝えてくださる方が多くいらっしゃいます。私はこの繋がりができることに、この活動を行う意味があるのではないかと思います。

また、私たちのチーム名にもあります、『LUCIS』。こちらは「光」を意味すると在学中に伺いました。そして梅光学院のスクールモットーでもある、『Ut filii lucis ambulate / 光の子として歩みなさい』。私はこのどちらもがこの『LUCIS』というチーム名を意味するものだと考えています。キリスト教の教えとは異なる意味合いになるかもしれません。ただ、この『光』を表すLUCISのメンバーが、笑顔や元気といったパワフルさで、この演舞を観てくださっている皆さま一人ひとりを少しでも元気づける。今までも、そしてこれからも。そんな私たちでありたいなと思います。

 

まだまだ走り始めたばかりの「一般社団法人梅光学院同窓会」。これから多くの苦難があるかと思います。この苦難があるからこそ、乗り越え、今後多くの幸せや喜びを感じることができるのではないかと考えています。実際に、私たちよさこいダンス部も廃部の危機に迫っています。この苦難があるからこそ、今奮起でき、多くの方の協力を得て、存続のための行動に尽力することができています。新しく何かを試みようとすると、やはり大きな壁に当たってしまいます。それでも挫けずこの苦難を味方にし、少しずつでも何かを残して行けるよう、より一層努力を積み重ねていきたいと思います。

最後にはなりますが、新しい形での梅光学院同窓会の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。


 

よさこい演舞
熱気あふれるよさこい演舞の様子

第1回「会員の集い」でのよさこい演舞を終えて記念撮影 よさこい演舞を鑑賞

よさこいダンス部のみなさん、先日は素敵な演舞をありがとうございました。

 

続いて、大学卒業生でハンドベルを演奏していただいた松尾さんからのコメントです。

ハンドベル演奏


Bell felice 松尾 喜さん(大49子)から


「神様の導き ―大学での大切なものとの出会い―」
松尾 喜 (大49子)

私は梅光学院大学を卒業して5年経ちましたが、5年経った今でも大切にしているものが3つあります。

1つ目は神様に対する信仰です。私は物心がついた頃より教会に通い賛美をしたり牧師のメッセージを聞くことで主イエス・キリストを知ることができ、私の救い主として信じて救われ、今でも教会生活を歩んでいます。私が高校3年生の時、牧師でもあり父でもあるヨハネ松尾牧師と現在梅光幼稚園の園長をしていらっしゃる李 泳善(イ ヨンソン)先生とが出会い、私に「梅光学院大学へ入学してはいかがでしょうか?」と勧められました。その当時は大学に進学する予定は無かったのですが、『スタウト奨学生』という制度を利用して入学できることを教えていただき、牧師とも神様にお祈りをして入学試験に臨みました。結果は合格。神様が導かれていることを感じて入学することができ、喜びで満ち溢れました。

大切にしているものの2つ目は、入学してのちに出会ったハンドベルです。梅光学院大学のハンドベルの音色を間近で初めて聞いたのは、入学式の時です。心穏やかになる透き通った音色を聞いたとき、心にあった不安と緊張は解れました。その時に私は「自分もこの素敵な音色を奏でる一員になりたい。」そう思って入部を決めました。入部した数日後、梅ケ峠にあるキャンパスで行われた演奏会に「一音だけ出てみない?」と誘われ出演したことを今でも覚えています。早速梅光学院大学ハンドベル部の仲間に入れ嬉しく思いました。
その後、1年生から4年生に至るまで様々な大会や訪問コンサート、学院での行事演奏に参加させていただきました。その中で一番記憶に残っているものは4年生最後のLUCIS祭(梅光学院大学での文化祭)での学年演奏です。その時は途中で退部していた2人も含め4年生5人で演奏しました。空いている時間を調整しつつ皆で練習をしていたクシコス・ポストを披露した時、多くの方から拍手をいただいたのがとても嬉しく、達成感を感じました。また、当時の仲間たちとも笑顔で演奏を終えることができ、自分の中で4年間の集大成となりました。

そして大切にしているものの3つ目は、もう皆さまお分かりだと思いますがその当時にできた友達や仲間たちです。ハンドベル部や宗教委員会、その他私の所属していた子ども学部での大学生活は本当に自分の中で宝物になっています。何故なら、その4年間の大学生活では共に助け合い励まし合いながら、お互いに切磋琢磨しあっていた友達や仲間たちがいたからです。
特に印象に残っているのは、宗教委員会での活動です。宗教委員会では学院内で日々行われている礼拝や、クリスマスの行事等の運営、広報を行っていました。毎週会議を行い、同じ委員会の仲間たちと話し合いながら宗教委員の先生と一緒に学院内での礼拝を行っていました。意見の食い違いもあり、まとめる事は大変でしたが方向性をきちんと決めていくこともでき、組織を運営していくことの大変さを学ぶことができました。
運営していくためにも、友達や仲間たちとの話し合うことの重要さを学ぶことができ、その当時の友達や仲間たちとは今でも繋がっています。これも梅光学院大学に入学していなければ、体験できなかったことです。これらの体験をさせてくださった神様に、感謝しています。

その当時を振り返ってご紹介させていただきましたが、今現在は教会に通い続けているのはもちろん、梅光学院大学ハンドベル部OB OGグループ『Bell felice』に所属させていただいております。そこでも先輩方との交流や地域教会の訪問、ハンドベル九州大会での活動をしており、卒業した今でもハンドベルの魅力を実感し続けております。また、学院の同窓会の方々の助けもあり練習場所のご提供もしていただき、大変感謝しております。色々な方々に支えられているBell felice が更に様々な場所で活動し、この美しい音色を届ける事ができるように精進していきます。


 

クワイヤチャイムの演奏に聴き入る
クワイヤチャイムの演奏に聴き入る

 

クワイヤチャイムの演奏 第1回「会員の集い」での演奏を終えられたBell feliceのみなさんと中山 敦先生

美しいハンドベル演奏、ありがとうございました。これからも頑張ってくださいね。

写真提供:福田信子(高33)

 

同窓会では、これからも様々で活動されている同窓生に「会員の集い」に参加していただきたいと考えています。

今後も、情報提供等のご協力、よろしくお願いします。