代表理事(会長)交代のご挨拶 片山宣子、中田早苗

 

ご挨拶

一般社団法人 梅光学院同窓会
代表理事 中田 早苗

 

桜の開花を待ちわび、満開を迎え、やがて花吹雪となる日本の春は新年度を迎える時期でもあります。
この令和6年度より代表理事を拝命いたしました。

丸山の校舎の咲き乱れる連翹の下を教室へ向かったのは思えば半世紀も前のこと。
関門海峡を見渡し、師に導かれ友と語り明かした日々。
あの日、あの時、
思い描いた未来は、今、目の前にあるでしょうか
それは、同窓生一人ひとり、異なることでしょう。
異なる道を歩もうとも「光の子らしく歩みなさい」の教え。
その梅光の精神は同窓生一人ひとりの中に息づいていると信じます。

同窓会法人化から慣れない運営に試行錯誤の一年半が過ぎ、これからは、同窓生の期待に応える法人としての体制を整えることを使命として参ります。
問題、課題の解決への取り組みには社員をはじめ、同窓生皆さまの叡知と実践のお力添えは欠かせません。
同窓会一丸となって進めるため、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
本年度は同窓生皆さまに「会員の集い」をはじめ、ご参集の機会を多く設け相互の交流を図りたいと存じます。
お目にかかる日を鶴首してお待ち申し上げます。

 


 

退任のご挨拶

前代表理事  片山宣子

皆様お元気でお過ごしでしょうか。

さて、私は4月14日に行われました社員総会で、代表理事を退任することになりました。

2016年5月の総会で任意団体梅光学院同窓会の会長となり、気が付けば思いがけず長い間、同窓会の運営に携わってまいりました。

この間、学院執行部との絆の変化を受け継ぎ、コロナ感染という世界的パンデミックの影響で総会の開催困難ということもありました。同窓会の新会員獲得も、入会説明集会ができないことや、学院の会費代理徴収の取り止め等の状況下で、困難になりました。

卒業式に入会を呼びかける手紙を準備し対応してまいりましたが、新規入会者はほとんどありません。同窓会の魅力発信が重要になっています。

総会開催も困難な中で同窓会の維持のため、法人化を進めました。会員の皆様全員に周知し2022年11月1日より、「一般社団法人梅光学院同窓会」となりました。

法人化は、同窓会活動の企画に多くの人の意見を取り集め、行動的に物事に対処できる組織を目的としたものです。

入会金と運営寄付金で活動する団体ですから、会員の皆様のご支援が必要になります。

現在は先輩たちが残してくださった資金を取り崩しながらの運営になっていますが、同窓生が後輩たちを思う気持ちと、梅光が「良き隣人」であることを地域・社会に証しする同窓会の精神はできる限り引き継ぎたいと願っています。「光の子」として歩むために新体制の中田会長・新役員・社員の皆様へのご協力をお願いいたします。

力不足で、ご期待に沿えないことが多くありましたことにお詫びし、支えて下さった皆様に深く感謝いたします。お世話になりました。有難うございました。