台湾《口福》日記 ~台湾よいとこ。美味しいものがたくさんあるのだ! 中村祥子(大19日)

はじめまして。

大学部日本語文学科19期生の中村祥子と申します。

ひょんなことから、台湾の姉妹校・輔仁大學日本語文学系で日本語を教えております。65歳の定年退職まで奉職するつもりで、台湾にも押し寄せてきた少子化の波と闘う日々でありますが、この少子化との闘い、心のエネルギーを激しく消耗させてしまいます。そして、この心のエネルギー危機を慰め癒してくれるのは、やっぱり台湾の食べ物です。むろん、あまり美味しくないものもありますが、それは、もしかしたら将来美味しく感じるようになるかもしれないので、「保留美食」と名付け、時々思い出したように食べてみています。

先日、同窓会の会長の片山先生からのご連絡の中に、機会があったら台湾の美味しいものなどご紹介いただけたら嬉しい、という一文があったので、そのお言葉に甘えて、台湾の美味しい(と思ったもの)を紹介できればと思い、こんな投稿をさせていただきました。

思いつくままに、食欲のままに、台湾の食べ物について書いていきたいとおもいます。台湾の美味しいものを、こんな拙い文章でお伝えするのは申し訳ない。ですが、ここに紹介した食べ物はこの紹介文の一万倍も美味しいので、台湾においでの折に召し上がっていただけたらと思っています。

なお、標題の≪口福≫という言葉、中国語を知っている方には親しみのある表現だと思いますが、文字通り≪口の福≫。美味しいものを食べた時、必ず口にする言葉です。食べ物を一口口に入れた瞬間「美味しい」、「う~ん幸せ」、「これはこれは!」、「口がとろけるよ」と思う気持ちと、その運を持つ自分の幸せを喜ぶ気持ちが、全部入っている中国語です。

学校のキャンパスです。
学校のキャンパスです。